bocchi33’s blog

三流心理カウンセラーによる不定期更新の気まぐれ日記です。主に今日の一杯について書いています。たまに気まぐれで酒の肴にぴったりな簡単クッキングのレシピも載せています。お酒について深い考察などはできない未熟者ですがよろしくお願いいたします。ご意見ご感想があれば気軽に書き込んでください。

【イナダの中に見える世界の縮図】with 而今 千本錦火入れ

こんばんは。ちょっとブログの更新が滞ってしまいました。

今夜は先日捌いたイナダの話をしたいと思います。

ご存じの方も多いかもしれませんが、イナダはブリの子供です。

ブリはいわゆる出世魚と呼ばれる縁起の良い魚で、成長とともに呼び名が変わります。地方によって呼び方が異なり、関東では小さい方から、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西はツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼びます。東北や北陸でもそれぞれ呼び方が異なり、詳しくは忘れてしまいましたが、一番大きいサイズはブリと呼ぶのは全国共通のようです。

 

今回購入したイナダは、写真を撮り忘れてしましましたが、まな板よりも少し大きいくらいのサイズでした。このイナダは口が開いていて、よく見ると口の中に何かがいます。

 

 

 

そうです。イカです。お腹が相当パンパンで捌いてみると、山ほどのイワシがでてきました。

 

 

そして、少し面白いものも出てきました。

 

 

決してやらせでありません。時々こういうものがでてきます。小さなイワシを追いかけて捕食したサバの子供です。イワシを食べているところを、イナダに襲われたのでしょう。何か弱肉強食の世界の縮図をみているようです。

 

このイナダはお腹がパンパンだったので、脂のノリを期待していたのですが、残念ながらまだ脂はノッテいませんでした。もう少し寒くなってくると、このサイズのイナダでも皮目に1~2mmくらいの脂の層ができて非常に旨くなります。北陸や東北産のイナダだと、時にはブリを凌ぐほどの旨味を持った個体にあたることもあります。

 

これから寒くなってくると魚も日本酒も更に旨くなってきますね。寒いの事態は特別に好きなわけではありませんが、ご飯が美味しくなってくるので嬉しいです。ただ、魚を捌くときに使う、水道の冷たさは凄まじいものがありますが。

 

 

 

Amazonだと而今は高すぎますね。ブリは釣りものだと考えれば意外とお買い得なのかもしれませんが、一般家庭でぶりを丸ごと一本は多すぎますかね。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。